構造VEドットコムが実現したいVE(Value Engineering)

構造VEドットコムをご覧いただき、ありがとうございます。

この記事では、サイト名にも用いているVE(Value Engineering)についてご紹介すると共に、私たちが実現したい構造VEについてお伝えします。

VE (Value Engineering)とは

VEは、製品やサービスの「価値」を、それが果たすべき「機能」とそのためにかける「コスト」との関係で把握し、システム化された手順によって「価値」の向上をはかる手法(引用 日本バリュー・エンジニアリング協会)と定義されています。

建築構造設計におけるVE

建築におけるVEは、多くの場合コストダウンの意味で使用されているように思います。

しかし、言葉の定義によれば同じ躯体コストで耐震性を高めたり、居住性やデザイン性を高めることもVEですし、たとえ躯体コストが上がったとしても建物の総合的な「価値」を向上させることも重要なVEであると考えています。

構造VEドットコムが実現したいVE

設計者の皆様がこうしたVEに取組むにあたり、構造VEドットコムがお役に立ちたいことは、

  1. 設計応力を満足する部材の内、コストを抑えられるものを提案する。
  2. 耐力を高めるために必要なコストをわかりやすく提示する。
  3. 梁せいを縮める等の構造的な変更で居住性・デザイン性を高めるために必要なコストをわかりやすく提示する。

ことです。

これにより、耐震性や居住性といった「機能」と、そのためにかける「コスト」の関係を見える化して建物全体の総合的な「価値」を向上させるための一助になることがシステムの大きな目標の一つです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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よもぎふ
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